垂仁天皇から頼まれ不老長寿の食べ物を求めて常世の国へ
今を去ること2000年前、第11代垂仁天皇が田道間守を呼び、「西方の海の彼方、常世の国の 蓬莱山に珍しい果物の木があるそうだが、その果物は不老不死の良薬になると聞く」 と仰って 垂仁天皇は田道間守に 「お前が常世の国へ行ってその木の実を採って来ておくれ」 と言われました。 ![]() 勅命を受けた田道間守は荒海を渡り、谷を越え、苦難の末やっと探し求めました。 国を出てから10年目でした。 しかし帰国して見ると垂仁天皇は既に亡く、田道間守は悲しみにくれ 御陵前で持ち帰ったその木を捧げ持ち、泣き果て、息が絶えました。 ![]() 田道間守が亡くなって、この木は彼の名に因み、田道間守→田道間花→橘になり、 これが日本のみかんの元祖で、田道間守は今では果物やお菓子の祖神となっています。 ![]() 昭和17年3月刊の「初等科音楽(1)」国民学校初等科第三学年用に収録されています。 私も国民学校(小学校)三年生の時に習いまして、今でも忘れられない唱歌の一つになっています。 ![]() 人気ブログ ランキングに登録しました。 どちらもクリックして頂ければ嬉しいです。
by youshow882hh
| 2007-07-02 00:54
| 神社
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Comments(17)
みかんの伝来にはそんな話もあるのですね。
「西方の海の彼方、常世の国」とは何処のことを言うのでしょうね。 見付けて帰るまで10年も要したのですからなかなか見付からなかったのか? それともかなり遠かったのか?・・・
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yoas さん、早速のコメント ありがとうございました。
日本書紀によれば、「西方の海の彼方」 とは、今の、中国の南西部からインドの方らしいです。 まず、九州から海路 朝鮮半島へ上陸して、陸路をインド方面まで歩いて探したそうです。 先に書きましたが、日本書紀に出ている話です。 ギターで、譜をなぞって下さい。 いい曲ですよ。 私はこの歌が大好きでした。 ポチ・ポチ♪ ありがとうございます。 ![]()
おはようございます。
梅雨というのに、朝からギラギラ太陽です。 朝からお弁当を入れ、ゴミを捨てに行きましたが、それだけで汗だくです。(~_~)やたら暑い!暑い!を繰り返し、どうやら、更年期障害??? さて、ミカンのお話…使命感に燃えた田道間守のせつないお話、朝から感動です。 みかんは日本で生まれたと思っていましたが違ったのですネ。 橘本神社、一度、訪れてみたいです。
上手く出来たかどうか分かりませんが、唱歌「田道間守」を楽譜を頼りに作ってみました。
「四季彩日記Ⅱ」 http://yoas23.blog20.fc2.com/blog-entry-106.html の方にアップしましたので聞いてみて下さい。 ![]()
和歌山は、みかんの産地で不老不死の人が多いことでしょう、ぽち
asuka 先生、こんにちは。コメント ありがとうございました。
今日は朝からポロポロ降ったかと思ったら、晴れて来たり、今、また曇っていますね。 先生所も今日はゴミの日なのですね。 同じですね。 さて、私は、国民学校(小学校)時代は、戦争真っ只中で、戦時教育を受けました。 「音楽」 の時間も、このような天皇に忠節な歌が多かったですね。 「国語」 の時間も、また しかりでした。 和歌山から半日あれば、長保寺、橘本神社と回れますから、一度行っていらっしゃい。 ポチ・ポチ♪ ありがとうございます。
ikkikurisan さん、こんにちは。コメント ありがとうございました。
朝から、勉強と散策、ありがとうございます。 私は、国民学校(小学校)時代は、戦争真っ只中で、このような天皇に忠節な物語で、 戦時教育を受けてきました。 「教育勅語」 も毎日のように習いましたよ。 田道間守の物語は、日本書紀に出ていますので、本当にあった話でしょうね。 ダブル・ポチ!ありがとうございます。
yoasさん、こんにちは。
早速聞させて頂きました。 非常によく出来ているので驚きました。 メロディだけでなく、伴奏まで付けて演奏していますね。 小学校(国民学校)三年生の時を懐かしく思い出しました。 さて、僭越ですが、もう少し、もの悲しい感じが出れば最高なのですが・・・ そこで、先ほどからYahooで調べました。 ありました。 http://syoutarou34.cool.ne.jp/ で、検索して、「た」 のところに、「田道間守」 がありましたので、それも聞いて見ました。 (少しばかりの、前奏がありました) しかし、たった、これだけの楽譜で、それだけの演奏が出来るとは本当に驚きです。 朝から、素晴らしい演奏を聞かせていただき、ありがとうございました。
(o´・ω・`o)ノ゙ こんにちは
今回の話はちょっと切ない話ですね。旅にでて帰ってみたら浦島太郎状態。尽くす天皇はもうおらず・・・・。 yoas23 さんの唱歌「田道間守」を楽譜を頼りの演奏を聴いてきました。 初めて、知る曲とは思えないほど上手ですね。 残念なことに私は、この曲は知らないですが(^^;;
http://syoutarou34.cool.ne.jp/
ナンって悲しい曲でしょ
みかんには そんな謂われがあったのですねー^^
それにしても命令とはいえ、10年もの年月をかけて探し求めるなど気の長い話ですが それだけ忠誠心も強かったのでしょうね^^ ポチポチッっと_〆(・・*)
かりんさん、こんばんは。コメント ありがとうございました。
かりんさんは、戦後の教育を受けた方ですので、勿論、この歌も学校で習っていないし、 物語りも知らないでしょう。 昭和17年3月発行の、小学三年生の音楽の本に出ましたので、 私の前後1年、計3年間の生徒だけしか知らないでしょうね。 yoas さんのギターはすごく上手でしょう。 聞いたことのない初めての曲でも、弾きこなすのです。 yoas さんが聞いたらきっと喜ぶと思います。 戦時教育を受けた私達は、このような天皇に忠節を尽くす物語が多かったですね。 ポチ・ポチ♪ ありがとうございました。
理彩也さん、こんばんは。コメント ありがとうございました。
この物語は、私の小学三年生の時に唱歌と共に習いました。 日本書紀に載っていますので、実話かも知れませんね。 2000年も昔の話ですので、気の遠くなる話ですね。 田道間守は帰化人ですが、天皇に忠節な人だったのですね。 ポチ・ポチ♪ ありがとうございます。
ゆーしょーさん、こんにちは。
橘というのは、田道間守という方の名前が由来なのですね。 それにしても、お殿様と家来の関係で、ここまで忠義を尽くすとは・・・本当に感動しますね。 田道間守も、垂仁天皇もとても立派な方だったのですね。 今私たちが美味しい、みかんを食べられるのもこの方達のおかげなのですね。 本当に感謝ですね。(likebirds妻)
likebirds の奥様、こんばんは。コメント ありがとうございました。
田道間守が、段々変化して タチバナになったのですね。 私は、日本書紀など全然読んだことがありませんが、日本書紀にこの物語が 出ていると言いますから、本当の話でしょうね。 田道間守の忠誠心、しかも もともと日本人でない帰化人が、 日本人以上に忠義を尽くしたのですから、戦時中としたら、歌になったり 国語の本に載ったり、当然ですね。 今の時代、こういう物語を小・中学生に話したら何と言うでしょうね。 と言うことで、和歌山、特に有田市を中心にみかんの産地となっています。 ポチ・ポチ♪ ありがとうございます。
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