紀伊風土記の丘

     室内の右側は3つの部屋からなるため 「三間取平面」(みまどり) という形式になっています。
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     手前は、中心となる 「オモテ」 で、10畳の大きな部屋に、仏壇や神棚など設けられています。
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       奥は 「ナンド」 とし、3枚の畳と板床からなり、生活の部屋としています。
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    土間との境は、板床の 「ダイドコロ」 とし、イロリを備え、火をたいて食事や暖房に使っていました。
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    各部屋の境には板戸を入れ、天井を張り、各部屋を独立した空間として扱ったり・・・・・
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      窓を少し多くするなど、住宅が発展して行く形をよく示している大切な建物です。
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by youshow882hh | 2007-01-21 00:18 | 紀伊風土記の丘 | Comments(8)
Commented by yoas23 at 2007-01-21 06:12
飛騨でもそうですが、昔の家は広いですね。
固定資産税が心配ですが、こんな家に住むと心まで広くなります。
最近暗いニュースが多いのも、現代の住居事情があるかも?ですね。
Commented by youshow882hh at 2007-01-21 11:16
yoas23さん、おはようございます。コメントありがとうございました。
私も、戦中・戦後、田舎へ疎開に行っていた頃は、このような家に住んでいました。
その頃は、冬でも寒いとは思わなかったですね。
山間部でありませんでしたので、イロリこそなかったですが、、
この写真のほとんどの物がありました。
祖父母、父母、私達、と、大家族?でした。
Commented by saito at 2007-01-21 16:33
現代から見ると風情があっていいのですがその時代は手間隙かけて料理するのも大変だったでしょうね。
でも囲炉裏が有るところで鍋など突っつくと美味しいでしょうね。
Commented by risaya-827 at 2007-01-21 19:41
こんばんは^^
どれを見ても時代劇の世界みたいに思える。。。
でも、思ったより綺麗だと思いますが、屋根など葺き替えしたばかり?
しかし、昔の建物は職人さんがキチンと建てているので平成時代まで持つのですね♪
ある意味、凄いことだと思います^^
ポチポチッっと_〆(・・*)
Commented by shiroamuchiyako at 2007-01-21 23:10
こうゆうのを「三面取平面」というのですね。
どれもこれも年代を感じるものがありますが、何故かしら
暖かいものを感じ取れます(^0^)
Commented by youshow882hh at 2007-01-21 23:31
saitoさん、こんばんは。コメントありがとうございました。
今でも、田舎の民宿等へ行ったら、宿泊客で大きいイロリを囲んで
わいわいと食事をするところがありますが、いいものですね。
Commented by youshow882hh at 2007-01-21 23:41
理彩也さん、こんばんは。コメントありがとうございました。
昔の建物は、200年、300年と持ちますが、今の建物はよくもって50年ですね。
何故でしょうね。
やはり、材料が悪いのでしょうかね。
この建物も、ここへ移設した時は、屋根も葺きなおしたと思いますが、
もうそれから40年近く経って居ますがきれいですね。
Commented by youshow882hh at 2007-01-21 23:45
シロアムチャコさん、こんばんは。コメントありがとうございました。
この家は、「三面取平面」 ですね。 この前は、「四面取平面」 でしたね。
明日の家は、「二面取平面」 となっています。


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