天守閣への登り口 （ 裏坂 ）（新裏坂）

　　　昨日も書きましたように、公園内からの天守閣への登り口は３ヶ所あります。
　　「表坂登り口」「裏坂登り口」そして「新裏坂登り口」の３ヶ所です。
　　今回は、「裏坂」と「新裏坂」をご紹介します。

　　まずは「裏坂」から。

　　かつては ここに 「台所門」 がありました。

　　　すこし登った所に 「銀明水」（井戸） があります。
　　この井戸は、天守台地 北方丘腹の「金明水」と共に、日常用水並びに篭城時の非常用水でした。
　　城内にはこのほか 四十余ヶ所の井戸があります。

　　登るに従って、天守閣がだんだん近く見えて来ます。
　
　　　「新裏坂登り口」です。かなりの急峻ですが、三ヶ所の内で一番短いです。
　　登り口そのものが、かなり高い位置にあるからです。

　　あと 数段で天守閣前の広場です。

　　登り終えた時にパッと開けるこの景色、最高ですね。

　　　天守前の広場の一角に、西条八十 作詞、中山晋平 作曲の 「鞠と殿さま」の碑があり、
　　　５番が書かれています。
　　　　　　　　　　　てんてん手まりは殿様に　　　抱かれてはるばる旅をして　　　　　　
　　　　　　　　　　　紀州は良い国日の光　　　　　山の蜜柑になったげな
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　赤い蜜柑になったげな　なったげな　　　
　　　　　
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