紀伊風土記の丘の続きです。 重要文化財・旧柳川家住宅と蔵です。 もと和歌山市の南に隣接する海南市黒江の
入り江に建てられていた町屋で、昭和46年にここへ移されました。 黒江は「黒江塗」という漆製品の生産地として 有名で、中心の「川端通り」は商家が建ち並んでいます。 ![]() この柳川家も、もと 「川端通り」 に面して屋敷を構え、漆製品の製造と販売を手広く営んでいました。 ![]() ![]() ![]() 大黒柱です。この太い柱は家の中心にあり、家全体を支える大事な柱です。人間の背骨のような役割をしています。 ![]() 暖簾は風や光を防ぐため入り口に吊るした幕です。 江戸時代になって商品名や屋号を染めるようになり、商家では店の象徴として大切にされました。 ![]() 旧柳川家の田の字型間取りの入り口のふた間です。手前が 「みせ」 奥が 「みせおく」 となっています。 ![]() ![]() 田の字型間取りの奥側のふた間です。手前が 「だいどこ」 奥が 「なんど」 となっています。 ![]() 人気ブログ ランキングに登録しました。 ↑ クリック (ポチ♪ ) して頂ければ嬉しいです。
by youshow882hh
| 2014-10-06 17:00
| 紀伊風土記の丘
|
Comments(20)
ゆーしょーさん、こんばんは~
重要文化財・旧柳川家住宅と蔵をじっくり見させて頂きました^^ 川端通りの商家が並んでいて重要文化財の柳川家ですか。 柳いいですね~雰囲気を盛り上げていますね。 漆喰と木の壁そして瓦屋根懐かしい家屋です。 昔の故郷を彷彿とさせます。 商家らしい玄関、家の中も見た事があるような座敷です。 懐かしさ一杯の家屋でした♪ 応援ポチ♪ しおり
0
焼き杉の壁と白塗り漆喰 昔はこういう庄屋さんが並んでいたのですね
やはり漆製品のお店だったのでしょうか。 台所を だいどこと言ってたのですか 方言ですか? 帳場っていうの 時代劇にも出てきますね ~P~
素敵なショットと解説から、様子、雰囲気、伝わってきました。
眺めて、ほっとし心安らぎました。 ありがとうございました。 いつも、涙が出るほどとても嬉しいコメント&心遣い、心より、恐縮、深謝しています。 応援ポチ♪♪ ![]()
youshowさん
江戸時代は、こうした製造元、兼、販売元が多かったのでしょうね。 現代の大企業ですね。立派な構えの家を持ち、従業員を沢山抱え て、収入も莫大なものだったでしょう。素晴らしい文化遺産ですね。 ポチポチ☆☆ ![]()
重厚な造りで歴史を感じさせる建物ですね。
さぞかし栄えた家なのでしょう。 今の世にこれだけの家を建てようとすれば如何程・・・と、ついお金の事を思ってしまいます。 高山市内にもこうした旧家が多くありますが、部屋の間取りなど良く似ていますね。 ![]()
昭和までの黒江の町並みは、この様な商家が立ち並んでいたのでしょうねぇ??・・・・・
日本建築は、窓に格子が・・・・ 中央に大黒柱が・・・・ 田の字型の間取りですねぇ・・・・・ 商売する場所も、ちゃんとありますねぇ・・・・・ 暖房は、火鉢でしたねぇ・・・・ 陽が、奥の部屋まで差し込んで気持ちよさそう・・・・・
しおりさん、こんばんは。コメント ありがとうございました。
この重要文化財・旧柳川家の建物は、1807年の建築です。 蔵や風呂・便所も含め、一軒の敷地を復元しています。 昔は、漆製品の製造と販売を手広く営んでいました。 仰るように1本の柳が入口に植えられ雰囲気を盛り上げていますね。 「懐かしさ一杯の家屋」 と仰って下さり嬉しいです。 ポチ♪ ありがとうございます。
里山さん、こんばんは。コメントありがとうございました。
はい、私も格子の意味をここに来て知りました。 私が田舎で住んでいた祖父の家もこのような格子がありました。 水戸黄門がいた頃の店の造りはこのようななっていたのですね。 ポチ♪ ありがとうございます。
みどりさん、こんばんは。コメント ありがとうございました。
はい、とても風格のある建物でしょう。 1807年の建築です。 220年も前の建物なのですね。 今はこれほどの建物を造るとなるとすごいお金が要るでしょうね。 今夜更新のブログに「火の用心」関連が出てきますよ。 ポチ♪ ありがとうございます。
ももねさん、こんばんは。コメント ありがとうございました。
この壁に張られている杉板を「焼き杉」というのですね。 そういえば昔住んでいた田舎の家は、このような板を張っていました。 「台所を だいどこ」 という件ですが、「男のダイドコ」という本が発行されています。 東京の方言ということですが・・・ 九州ではダイドコとは言わないのですね。 ポチ♪ ありがとうございます。
よっちんさん、こんばんは。コメント ありがとうございました。
海南・黒江へは2回行っているのですね。 戦災に遭っていないというのがいいですね。 黒江は漆器は勿論、酒造りも盛んです。 ポチ♪ ありがとうございます。
シャトル先生、こんばんは。コメント ありがとうございました。
柳川家は、近世以来漆器の製造販売を業としており 当代まで十一代続いています。 五代目は大庄屋を勤めたそうです。 家蔵の記録によれば、文化四年(1807) 四代目平兵衛の代に屋敷地を求めて 普請したのが現在の建物とのことです。 ポチ♪ ありがとうございます。
森田さん、こんばんは。コメント ありがとうございました。
所々にこのような説明書が貼られています。 2年前に行った時は無かったような気がします。 今の家はホントに和室が少なくなりましたね。 20年前に建った娘のパナホームは、1階2階ともに 一室ずつ和室があります。 ポチ♪ ありがとうございます。
yoasさん、こんばんは。コメント ありがとうございました。
重厚な2階建ての建物ですよね。 220年前でもこのような2階建てがあったのですね。 太い大黒柱がこの家を支えてますね。 今ではこのような家は建たないでしょう。 高山市は戦災に遭ってませんので旧家が多いと思います。 ポチ♪ ありがとうございます。
tatsumi さん、こんばんは。コメント ありがとうございました。
黒江は戦災に遭ってませんから今でもこのような建物が残っています。 何年か前に重要文化財になった建物がありました。 漆器の製造・販売店です。 昔の「みせ」、確か帳場とか言ってましたね。 ポチ♪ ありがとうございます。
|
カテゴリ
全体 天体 日記 つぶやき 行事 旅 名勝・観光地 和歌山城 紀三井寺 紀三井寺・千日詣 和歌の浦 養翠園 温山荘 マリーナシティ 紀伊風土記の丘 根来寺 神社 寺 街を歩けば 紀ノ川 動物 昆虫 蝶 奥山稲荷社 おどるんや 2006 吉宗像 紀州おどり「ぶんだら節」 岡山の時鐘堂 おどるんや 紀ノ川市 川のある風景 花のある風景 秋 自然現象 史跡 旅行記 カメラ等 風景 新春風景 田園風景 田、畑 田舎にて 郊外にて 紅葉・黄葉 海 古きアルバムより 鉄道 駅 建物 庭園 記念品 人物 書 四季の書 四季の花 植物 花 季節の食材 季節の果物 日々の出来事 日々の発見 城フェスタ 歳時記 四季 気象現象 古物 道 街なかの小公園 食事処 回顧 大晦日 ゆく年くる年 緑花センター 遊園地 山 新年 ニュース 災害 街の風景 撮影会 オリンピック お城の見える街かど 夕景 岡公園 みかん 鳥 和歌山便り 里山の風景 海のある風景 風物詩 和歌山の今昔 橋のある風景 街なか散歩 祝日 月 けやき大通り 野菜 作物 食べ物 果実 お城の動物園 落葉 果物 飾り物 絵手紙 きょうの料理 生物 買い物 イベント 遊園地 未分類 フォロー中のブログ
エキサイト以外のお気に入り
最新のコメント
検索
その他のジャンル
ブログパーツ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||